思い

2022年03月06日

 ひとり暮らしになって約3年、酒を欠いた日はいち日もない。毎夜、浴びていた。娘が帰って暮らすようになり、だけど酒量は減らなかった。そんな一昨日、買い置きの酒が無くなりかけた。その日その少しを飲んだ。また半分を名残惜しむように、そして恋うように昨夜飲み干した。

 

 この頃、私にはふたりの女性の友達ができた。ふたりとも身内のように、孫の誕生を喜んでくれる。そして励ましてくれる。そんな力もあっての私の気持ちだ。もう誕生も間近い。その日まで、好きな酒を断とうと思う。

 

広瀬を望む

 

 写真は、その友達の一人がもうすぐだねって、贈ってくれた数枚の内の一枚だ。恐らくは、八雲町から広瀬町へ抜ける山の頂の国境、いや、市境の国道脇の駐車スペースから撮ったものだろう。黄砂で霞んではいるが、私もよく知る夢が広がる風景だ

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