月遅れの初詣

2022年02月03日

 昨日の定休日には遅い初詣をした。妻はこう言っていた。神様にお願いして幸せになるんだったら誰も苦労なんかしやしないよって。娘もどうやら、同じ考え方らしい。私は、もっとそうなんだから神社にお参りする必要などない。だが、歴史が呼んでくれる。建物が呼んでくれる。そして妻との思い出が、私を誘ってくれるのである。

 

大社

 

 娘の診察の終了に、産婦人科に迎えに行った。順調らしい。どこか行きたいところあるかって聞いたら、特にって言う。じゃあ、出雲大社に行こうやって、結婚前に娘が働いていた幼稚園のある秋鹿をかすめて宍道湖の北側を進む。

 

 1時間ほどで到着。拝殿の賽銭箱に小銭を入れて本殿を一周する。コロナ禍で閑散としているだろう予想に反して、この時期にしては結構な人出だった。その後神楽殿前の蕎麦屋さんに入った。ねえ、私たちってなんに見えるかしら。親子に見える?って娘。いや、爺さんと孫娘に見えるだろうって私。私はそれでも構わないけどねって娘。(写真は本殿前。白い防寒コートが娘、母に似て背が高い)

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