会いたいな

2021年05月24日

 明後日の水曜日の定休日の午後に、息子が入院中の病院の相談員さんと話があるのでお会いすることになっている。昨夜、そのことで妻の鞄からメモ帳を出して読んでいた。息子の入所先に、二人して話し合いに行った時期が確認したくてのことだ。

 

 アルファベットの筆記体のような極端な崩し字だが、それでも、見慣れた私には大方は読める。きちんとメモする几帳面さと、極端な崩し字のアンバランスが、いかにも妻らしいなと思いながらページをめくっていった。メモが終わる最後のページが、妻が事務所で倒れたその日の2時間前のメモだ。蘇る記憶が、今では懐かしくさえある。このメモ帳、いつもいつもリュックに入れて持ち歩こう。だって、妻の分身だもの。

メモ帳

 

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