伴侶
2026年02月13日
立春を迎えたと思ったら寒気が訪れて雪を降らした。松江市でも最高降雪量は41センチだったとか。まだあちらこちらの歩道には、除雪の塊が陽光を浴びて水晶のような輝きを放っている。そう、今日は暖かい。山陰にも、本物の春は直ぐそこまでやって来ているらしい。
朝、事務所前を掃除していると時々ここを通る知り合いに会った。お墓にはもう行ったのって聞かれた。さっきね、行ってきたと答えたら、もういいんじゃないと帰ってきた。亡くなって、もう8年近くになるんだからもういいんじゃない。と言う彼女も私より少し前、夫を亡くしている。
振り返れば、余りにも不釣り合いの二人だった。私より10歳年下であることを除けば、すべて彼女が上だった。生活環境、学歴、仕事、何もかもが違い過ぎた。だが、彼女は私に寄り添ってくれた。私に愛をくれた。そして不幸を承知で妻になった。その事実が不思議に思えた。どうしてこんな私に。
そんな彼女が58歳の若さで突然旅立ってしまった。気が張り詰めて涙も出なかった。が、49日の法要が終わって一人三瓶山に車を走らせた時、あらためて一人なんだと思い知らされた。その途端、とめどなく涙が頬を伝った。今でも日を増すごとにより彼女を思う。そして一生私の伴侶だと確信している。
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