クリスマスイブ

2025年12月24日

 クリスマスイブ、みんなで楽しかったそんな日々も長年続いた、そんな時代もあった。でも今の私には、クリスマスイブなんて何の意味も持たない、単なる日常なのである。そんな今日なのだ。娘が、正月前になった暮れに帰って来る。夜の米子空港に着くそうだ。だから今年最後の定休日に、米子空港の様子を見に行った。

 

水墨画

 

 空港の確認を終え、大根島から本庄町に向かってみた。中海の海岸道路の駐車場に車を停めた。波ひとつない鏡のような湖面に、鴨が一羽、潜っては浮かび、浮かんではまた潜っていた。対岸は中海が吐き出す水蒸気に霞んでいた。色を付けない風景は、まるで一幅の水墨画だ。見事な風景、サンタクロースが私にくれたプレゼントに思えた。

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