すぐ死ぬんだからⅡ

2021年11月27日

 すぐすぐ

 合間に少しずつ読み進める文庫本。「すぐ死ぬんだから」の主人公、ハナの主人が亡くなった。倒れてから意識も回復せぬままその日の内に。半年前なら、もうこの本は読まないって捨ててしまったかもしれない。妻のあの日が蘇るから。だが今は違う。最後まで読み切るつもりだ。妻が、強く生きようねって言ってるのが聞こえてるから。

 

 この頃、体力作りに気を使っている。それこそ合間に、木刀の素振り、スクワット、反復横跳び、そして最近四股を取り入れた。ちょっとした合間に少しずつ実行している。足の太ももに付いた筋肉。逆三角形の上半身。鏡を見ては、やはり私はナルシスト。

 

 顔を除く見た感じ、若者には負けたくない。心の若さでも、若者には負けたくない。そして介護なんぞで娘達には迷惑かけたくない。どうせいつかは死ぬんだから、死ぬまでは凛として動いていたい。死ぬまでは、いつも青春していたい。いつも誰かに恋していたい。

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