憲法の生存権

2025年10月20日

 明日は忙しい。10時から、玉湯町にある入所施設「まがたま」で、施設担当者と、島根県東部発達障害者支援センターの担当員と私とで話し合う。息子の入所のためだ。もう、その必要もないのに7年半も入院生活を送り、そしてベッドに身体を拘束されているのだから。

 

 そして今、原稿を書いている。明日の午後、「松江市手をつなぐ育成会」が催す松江市市会議員さんたちに要望をするための原稿だ。要望したからって、すぐにそれが通るわけではないと思う。だが、聞いてもらいたい。いつの日か、きっと良くなることを願って。今私の息子は、日本の憲法がうたう、生存権にももとる生活を余儀なくされているのだから。

 

 そんな訳で、少し考えたくて、中海半周のドライブに出かけた。大根島の海岸で、霧雨が風に舞う空中に3羽の鳥が絡み合っているのが見えた。一羽のトンビと二羽のカラスだ。どの鳥も、我が生活のために命を懸けている。そうだよ、俺も頑張らなくちゃあ。

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