もち花祭り

2025年01月30日

青石畳通り 新幹線のお医者さん「ドクターイエロー」のラストランが昨日あった。撮り鉄の一人が今朝のテレビでインタビューに答えていた。「あの姿を妻に見せたかった」と、そして3年前に亡くなった奥さんの写真をテレビカメラに向けた。その男性の姿には、哀愁が漂っているのが私にはよく分かった。

 

 昨日、美保関の青石畳を歩いていた。美保関町の旧正月行事に「もち花祭り」がある。クロモジの木の枝に餅をつけて邪気をはらったり五穀豊穣を願うのだそうだ。ある商家に、そのもち花が飾ってあった。入り口が少し開いていたので中の女性に声をかけてみた。お邪魔してよろしいですか。

 

もち花 彼女、陶芸が趣味だそうだ。でも、茶碗や湯呑を作っても・・・だから縄文土器を作るのだとか。1万年も続いた縄文時代には争いや戦いが無かったんだそうだ。そんな話から話は弾んでいった。そして年齢が気になったので間接的に誘いかけてみた。私よりほんの少し年上なんだとか。だから彼女のために私の年齢も伏せておきたい。

 

 店には手作りの縄文土器が並べられていた。グループごとに値段が付けてあった。私は店のカウンターに置きたいからと500円のをひとつ頂いた。この店には、日本全国から人が訪れるとか。それぞれに話が聞けて面白いのだとか。そうだろうね、それは夢があるからだと思う。私にも私なりの夢があるから彼女との話が弾んだのだと思う。また訪ねたいと思った。

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