娘が帰国した
2025年04月09日
昨夜の8時頃だったか、今羽田に着いた、やれやれ、と娘が知らせてくれた。3年あまり前、婿殿が電話してきた。仕事で北京に行けるけど、そうしてもいいかと言って。あなたの娘と一緒に北京に行ってもいいかと言って。そりゃあチャンスだよ、行け行け。私はそう答えた。
婿殿の転勤と娘の出産が重なった。我が家に里帰りし、出産することになった。孫との生活が始まって半年が経った。東京行きの飛行機で北京に向かう娘と孫を出雲空港の展望デッキで見送った。離陸して、間もなく視界から機体の姿は消えようとした時、人前もはばからずに両瞼から涙がこぼれてきて途切れることなく頬を伝った。
あれから2年半余り、孫も3歳になった。何度かは里帰りし、会っている。会ってはいるが異国で暮らす娘達、帰国が近づくにつれて心配の度合いは増していった。1週間も前になったら気が気ではなくなった。後何日、後何日と指折り数えた。ご苦労だった。異国での生活は疲れたろ。もう大丈夫だ。今日は出雲市の息子を見舞った。帰り出雲大社の鳥居前を通った。大社の山は山桜が笑うように咲き誇っていた。
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