真庭市勝山町
2024年11月14日
車は県境を通り越して広島県に入った。昼食時間が近づいてきた。あ、そうだ。昨年、この近くに素敵なカフェを見つけたんだよ。そこへ行こう。鳥取県に向かう道をそれて福山方面に方向を変えた。どこだったかなあ、左手にあったんだけど。しばらく走ると見つけた。CAFEエルプラスさんを。庄原市東城町川鳥34-4にそこはあった。(2023年10月19日の日記参照)
写真はカフェエルプラスさんの外観。カレーを頂いた。まず前菜が出てきてそしてスパイスの良く効いたカレーは美味しかった。撮影はK女子。
昨日は岡山県真庭市の勝山町にひとり向かった。好きな暖簾の町並みなのに、歩いていても心浮かない。息子、宗一郎の顔がちらついていた。気持ちが、息子から離れていかない。楽しいはずの町歩きも気持ちが沈んだ。宗、今どうしている。そうだよな、身体拘束中だよな。すまんな、俺だけこんな所に来て。
帰り、四十曲峠を越えた。九十九折の下り坂を過ぎると道は平たんになった。運転に余裕が出来た。そして、息子のこの6年半を考えてみた。俺は、本当にどうすることもできなかったんだろうか。やはり、どうしようもなかった。市役所の、県庁の障害者福祉課にも相談に行った。だけど、時期を待つことしかないと悟った。宗、俺の力が無くてすまんな。ごめんな。悔しくて、悔しくて涙が視界を遮った。
昨夜も眠りが浅かった。出勤して、居ても立ても居られなくて市役所の障害者福祉課に行った。県庁の障害者福祉課に行った。事実を知ってもらおうと、事実を淡々と話してきた。ひょっとしたら何かが変わるかもしれない、そう思った。宗、このくらいしかできない、今の俺じゃあ。本当にすまんな。こんな人生を与えてしまって。ごめんな。