思い出の三瓶山

2023年12月27日

 目が覚めたら9時半だった。急ぎ朝食を食べて出雲市に向かった。病院の昼ご飯の邪魔はしたくないから早く行きたい。山陰道を走った。いつもの半分の時間、30分で到着した。息子との面会は楽しみだ。近くの身内はお前だけだから。

 

 西に向かうと、どうしても三瓶山に向かってしまう。いつものように、大田高校の前を通って北の原に向かった。大田高校の前を通る時、三瓶山が正面に見える。所々に雪があるのが見えた。そして、進むのにつれて道路の両側に除雪した雪の塊が見えてきた。そうなんだ。山なんだ。

 

三瓶山

 

 だけど、暖かだった。エアコンを消して窓を少し開けて走った。道路の両側に除雪された雪の山が解けて、その水が路面に流れていた。それが太陽の熱に照らされて水蒸気になって立ち登っていた。不思議だなあと思った。不思議な風景だなと思った。

 

 久し振りにおでんが食べたい。煮込む時間が必要だから3時には帰って買い物をしたい。三瓶山は写真を撮るだけで通過、いつものように頓原に下りて来た。これからは松江に向かって走るだけ。その1時間余り、運転に酔った。飲酒した時のように何もかも忘れてしまう。不思議な瞬間だ。だから、ドライブが好きなのだろう。

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