もの思う時

2023年08月19日

 夕食が終わって、ひとりソファーに腰かけて、焼酎のお湯割りを楽しみながらテレビを見るでもなしに眺めている。テレビは私にとってはBGM代りだ。そうしていると、いろいろな事柄が頭の中を素通りしていく。自分の過去のこと、現在のこと、そして未来のこと。息子のこと、娘たちのこと、親戚のこと、友達のことなどなど。

 

 1979年、「ばんばひろふみ」が「SACHIKO」という歌をリリースした。その歌い出しの歌詞がこうだ。「幸せを数えたら片手にさへ余る。不幸せ数えたら両手でも足りない」・・・さだまさしが作って、1977年に「山口百恵」がリリースした「秋桜」。明日嫁ぐ娘に、母が言ったこんな歌詞がある。「苦労はしても笑い話に時が変えるよ、心配いらない」そして「と笑った」。素通りした思いの後に、こんな歌が心を巡っていった。

 

雨

 

 昨日の午後、宍道町に用事があって行った。用事片付いて国道54号線から9号線に。そこでいきなり目の前に宍道湖が広がって来る。お、と思った。珍しい風景が。駐車スペースのある国道沿いに車を停めてスマホで写した。あそこだけ雨が降っている。ああ、ワイドレンズの一眼があれば迫力出るのにな。

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