雨音

2023年04月19日

 目覚めた時、大粒の雨がアスファルトを打ち付ける音がしていた。雨水を轢いて走る車の音がしていた。だが、パンを食べて部屋に掃除機かけてそして公園墓地に行った時には雨は上がった。クローバーの葉に溜まった雨粒が、薄日を弾いて光っていた。四つ葉だったら水晶に見えたのかもしれない。

 

雨

 

 安来市の道の駅「あらえっさ」に島田産の筍が売ってあると聞いて行ってみた。たくさん売れていたがひどく大きいのやら、二つセットになったのやらしかない。二つセットになったの買って一つは人に分ける手もあるがそんな人もいない。あきらめた。

 

 帰り、広瀬町を通って八雲町経由で帰ってみた。峠の頂は乳白色の霧が出ていた。道路から谷底を覗き込むと味噌汁のお椀のように霧の雲を溜めている。そこに向かって、山肌から谷底に向かって霧が川になって流れている。霧の味噌汁は次第に味が濃くなっていくのだろう。味噌汁の例えは現実的だがそれにしてもなんて神秘的なんだろう。

 

 そして一夜明けて20日になった。昨夜もエアコン使わなかったが今日は天気が良いしもっと温かい。昨夜はガス風呂のスイッチが入らず、今日午後の修理の予約がしてある。和室の照明が壊れたので100満ボルトで買ってきた。ふたつ同時に壊れるあの不思議って何だろう。

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