クリスマスローズ

2023年04月02日

 公園墓地の入り口の桜の花が散って車のフロントガラスに落ちてくる。アスファルトに落ちた花びらが風に吹かれて踊っている。妻の花立の中の黄色い菊の花にひと粒の花びらが乗っかっていた。「散る桜 残る桜も散る桜」(良寛)・・・なぎさ、俺も必ず行くからな。今月、5年目の命日月だ。

 

クリスマスローズ

クリスマスローズ2 

 先月の末日の新聞が、出雲市佐田町に実家を持つ有馬先生が、クリスマスローズの最後の一般公開をしていると書いていた。有馬先生とは、島根大学名誉教授のことだ。そして私の中学校時代の3年間の担任だった。今、84歳。今でも、我々仲間は時々先生との一杯会の付き合いがある。

 

 行きたいと思った。ひとりじゃつまんないから、人にも見せたいクリスマスローズ。土日休みのあの人をラインで誘ってみた。午後の4時間だったら時間あるよって帰ってきた。よし行ける。片道1時間半余り。30分は散策できる。じゃあ。1日の土曜日、12時30分、迎えに行くね。

 

 あの人はよく喋る。私もよく話す。途切れることなく会話は続く。あっという間に到着した。そして散策。その後、先生にも会った。あの人も紹介した。帰りの車の中、あなたのこと、話題になるよ、きっと。そう、我々の仲間の中で。あの若い人、あいつの何なんだろうって。

上の写真は彼女撮影。小さいのは私撮影。

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