定休日のいち日

2022年12月01日

 寒くなった昨日の定休日、1年余り振りに出雲市の病院に入院中の息子に会えた。少し顔が変わったように見えた。青年らしい若さはなくなったが、大人の男としての凛々しさが感じられた。元気で何よりだった。

 

 いったん松江に帰り、事務所で日記かあちゃんの詩を付けた。コンビニでおにぎりひとつ買って昼食とした。まだ今日の時間は十分にある。さてどうしよう。とりあえず車に乗った。北に向かってくにびき大橋を渡った。そうだ、枕木山の華蔵寺に行ってみよう。

 

華蔵寺

 

 つづら折れの舗装道路に落ち葉が積もっている。今この山に来る人も少なそうだ。上り7キロの道程ですれ違ったのは2台だけ。華蔵寺の駐車場に車を停め、石段を上る。こんなに長い石段だったっけ。今となったら遥彼方の記憶だけ。少し悔いたが今日の筋トレはこれでよしと考えよう。

 

 焼酎と少しの野菜を買って帰宅。シャワーを浴びた。少し早いけど夕食にしよう。妻が私によくリクエストしていた鮭のちゃんちゃん焼きを作ることにした。テーブルコンロの火にかけながら山陰中央新報の「こだま」欄を読んだ。ある人の投稿を最後まで読んだ時、これは私も書かねばと思った。

 

 今朝になって、居ても立ってもおれず、こだま欄投稿のコピーを持って三刀屋町の永井隆記念館に向かった。目的は、展示してある永井隆氏の妻の形見のロザリオが、本物なのかを確認するためだ。よし、これで投稿の原稿が書ける。歌「長崎の鐘」に絡めた原稿が。  

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