没頭できること

2022年10月23日

 朝ひとり目玉焼きを作る時、ここにいるとどうも寂しくていけない。娘たちが行ってしまってから1ヶ月半。娘達と暮らした半年余り、すっかり家庭の味の記憶が蘇ってきた。そして今またひとり。だから余計かもしれない。

 

 先日からいろいろ考えていた。寂しさを紛らす何かがないだろうかと。私が好きなことで。・・・ボウリングはもうやめることにした。ドライブだけではこの寂しさは収まらない。歌を歌っても紛れない。作文しようか。そう思ったときである。ひらめいた。

 

 私と交際を始めた時から妻が付けている日誌がある。その日の出来事を事細かに日誌に記録してある。これをもとに、妻と私の30数年間の人生を書いてみよう。小説風にまとめてみよう。何年かかるか分からないけれど、一冊の小説を作ってみよう。

 

コスモス

 

 こう決意した今朝、営業準備の整った事務所を後にした。上乃木5丁目の角っこを巡る500mの道路がある。松江市道も、島根県道も、国道も歩ける1週500mの道路がある。歩幅を広く颯爽と歩いてみた。久し振りに、歩く筋肉に緊張が来た。

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