コスモス

2022年10月18日

 今朝は眼覚時計が鳴っても起きれなかった。後5分、後5分と10分遅れで布団からやっと脱出。新聞も読めずに出勤してしまった。よく眠れるのは涼しくなったからなのか。それとも、大部に心が落ち着いてきたからだろうか。

 

コスモス

 コスモス2

 三瓶山西の原を後にして彼女は国道54号線方面に向かった。途中、三瓶フラワーバレーに行くためだ。そこには6万本のコスモスの花が植えられている。花好きな人にはたまらない風景が広がっている。

 

 長生きしたくないねって、彼女と話したことがある。そのことは昨日も書いた。私の場合、人生に変化が多すぎた。夜間高校に通って昼間働いてひとりで生きた青春時代。やっと結婚して、3人の子宝に恵まれた。長男は重度の自閉症という障害を持って生まれた。それでも幸せを感じ始めたその直後、病に倒れた。職を失って、懸命に不動産業を立ち上げた。軌道に乗って、さあこれからが人生だと思った刹那、妻がひとり天国に旅立って行った。・・・もういい。時々ふと、そう感じることがある。

 

 彼女を誘っていちにちドライブをしたことがある。彼女との会話は途切れることがない。ふたりはよく話す。そして分かったのは、彼女は真面目だということだ。懸命に生きようとしている。正義感も強い。そのあたりに、長生きしたくないって思うところがあるのだろうと思う。それはさておき、一緒にいて楽しい人だ。笑いを忘れた私を笑顔にしてくれる。

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