人恋しくて

2021年12月12日

 今朝目覚めてからずうっと人恋しくて、そんな気持ちが続いている。昨日のドライブが、家族の暖かみを心の中に呼び戻したからだろうか。家族のいる喜びを、家族のいる温もりを、家族のいる味わいを、家族のいる香を呼び戻したからだろうか。

 

 約束通り、9時30分に集合、事務所を出発した。母が助手席に座って、娘は後部座席に座った。これが我が家のドライブスタイルだった。昨日も同じく、母が助手席に、娘さんは後部座席に座った。じゃあ出発するよ。

 

 信号を待たなければ、1~2分で山陰道に乗る。車は東に向かって快適に走る。米子市に入ってトンネルを抜けると雨だった。が、通り雨だったらしく、直に晴れてきた。車内に、小春日和の暖かい日差しが注ぐ。絶好のドライブ日和なのである。

 

 琴浦町の「鳴り石の浜」に降りてみた。波静かで、鳴る石の数は少ない。雰囲気だけ味わって、近くにある「塩谷定好写真館」に行った。100年前の、モノクロームの懐かしさがある写真が展示してある。館内を、ボランテアの人だろうか案内してくれた。

 

 そして鳥取市の賀露港に向かう。人で溢れている。まるでお祭りだ。食事処の選択は彼女たちに任せた。海鮮丼を頂いた後、市場を散策する。新鮮な魚介類がいっぱいだ。帰りの車内、3人で会話が弾む。親子の会話が懐かしい。妻と、娘の会話が懐かしい。

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