定休日のドライブ

2025年02月26日

 定休日には、仕事がよく入る。今朝も9時に出勤して10時までにふたつの仕事を片付けた。さてどうしよう、やっぱり少しは車で走りたいな。八雲町から広瀬町に抜けて、安来市の道の駅「あらえっさ」に寄って、ゲゲゲの鬼太郎を奏でる道を走って八束町から本庄町に出て帰ろうと決めた。

 

 国会中継からスピーカーの音はCDの音楽に替わった。大好きな曲、「かぐや姫」の「神田川」と「赤ちょうちん」を繰り返し聴いた。そして口ずさむ。赤ちょうちんの歌詞の「3帖の下宿」は、夜間高校に通ってた時の3帖の私の借り間を思い出して懐かしい。

 

 赤ちょうちんだ。彼と別れた雨の夜、彼女は公衆電話の箱の中で膝を抱えて泣いた。そしてこう思った。「生きてることはただそれだけで、悲しいことだと知りました。」この部分の歌詞を口ずさむ時、いつも涙で視界がかすむ。妻とふたりでいちばん多く聴いた曲だからだろうか。

 

 さあて、午後2時になった。焼酎とビールを買って帰って、新聞紙括って指定の場所に出して、部屋に掃除機かけた後、一週間分の食料を買って来よう。あのいつもの同郷のレジの女の子とひと言話そ。明日仁多へ行くんだよって。私の仲人してくれた方に線香をあげたくて。入院の日に葬儀だったからまだ行けてなくてって。

ページトップ