寒いの嫌だな

2025年02月23日

 今朝も新雪が出勤の車の屋根を覆っていた。今年の松江市は大雪にはならないがだけどよく降る。もうたくさんだ。こんなことで弱音を吐くと、豪雪地帯の人が物言うのかもしれない。だけど松江は雪への備えがないから。国道や県道の雪かきだって、ほぼしたことがないんだから。家の備えだって、とにかく寒い。病み上がりだからだろうか、寒さが憎い。

 

 先日の入院だ。3日目だったか4日目だったか、松江警察署から電話があった。「景山様の携帯電話ですね。景山様ご自身ですか。新聞が新聞受けに溜まっているからと近所の方が心配なさっていて」と、こうだ。退院して帰って今日の新聞がないと思った。新聞店に電話すると「民生委員の方と相談して」止めたそうだ。

 

家並 新聞受けは、玄関内側の受けの部分を外して玄関内に落ちるようにしておいた。入院の準備をする時、ショッピングセンターで自治会長に会ったので入院のことを伝えておいた。近所の方の心配は有難いことだ。だけど、どうして私の意思を確認しないで新聞を止める。新聞は私の家族のひとりなのに。一週間ほどの入院なのに。

 

 あの日も早くに目が覚めた。病室から見る風景は、最初の入院の22年前とちっとも変らない。病院の県道の向こうのガソリンスタンドも、あの時2本に見えた通勤の車が走る松江市道も、薄っすらと雪で白くなった民家の町並みも山並みもちっとも変っていなかった。

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