暗夜行路
2019年12月08日
いかにも山陰の冬らしい天候になってきた。一日で数個の天気を繰り返す。雨のち晴れ、のち雨、曇りのちまた雨。そして霰が混じってくる。そんな天気も手伝って、師走のあわただしさで来客も少なくなってきた。それが有難いのやらなんやらで本を読む時間が増えてきた。
何度目だろう、志賀直哉の「暗夜行路」を読むのは。この前の6月の終わりの頃に尾道市に行った時、山肌に建てられた家々を縫うように幾本もの坂になっている小路をを歩いていると、時任謙作の名前が何の抵抗もなく浮かんできた。その時に、もう一度読んでみたい。しかもじっくりと読んでみたいという衝動にかられた。
それから夏が過ぎ、秋も終わって寒い冬がやって来た。私の心も大分に落ち着いてきて文庫本の本棚の整理したとき、暗夜行路が見つかった。先日から、ゆっくりと読んでいる。謙作の部屋から見える、尾道の町や瀬戸内海に浮かぶ島々の風景の描写を何度も何度も繰り返し読んでいる。
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