尾道
2019年05月23日
先日娘が嫁いだ尾道に行った。家に置いてある娘の車を取りに帰りたいということから迎えに行った。出雲の息子を見舞った後、予定通り11時過ぎ、車は待ち合わせ場所の尾道駅に着いた。写真は何年か前、妻と二人で観光したときのものだ。
尾道と言えば私の記憶に第一に浮かんでくるのが志賀直哉だ。ここには彼が住まった家が今でも存在している。娘の夫が転勤になるまでは、ちょくちょく来ようと思っている。直哉の旧居見学はこの次にしたい。
私が結婚してしばらくのこと、妻の父親から城崎への誘いがあった。義父が常宿にしている三木屋に泊まるというので私は喜んだ。志賀直哉が自らの事故の後、しばらくの間養生したのがこの旅館だったからだ。
私は、「暗夜行路」を読み直した。「城崎にて」も読み直した。そして松江から養父市に妻と一緒に向かった。義父の家に寄り、合計五人で城崎に向かってワゴン車は出発したのである。
志賀直哉の暗夜行路を読んでみると、彼が旅した順路が分かって面白い。尾道、東京、京都、城崎、鳥取、米子を経由して松江に来た。彼は松江でもしばらく逗留している。「濠端の住まい」は松江で暮らしたそのものなのだ。
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