ドライブ日和

  • 三瓶山 2019年05月17日

     5月15日水曜日、朝早くに自宅を出発した。息子に会うために出雲市に向かう。山陰道を走れば30分ほどの道程だが国道9号線を行く。所要時間は1時間。息子に会ってから、さあこれからがドライブの始まりだ。

    三瓶山

     

     国道9号線を走って大田市に行く。ここからは三瓶山に向かってなだらかな上り坂が続く。北の原へ案内する道路標識に従う。左手に埋没林の看板を見るが今日の目的は「三瓶自然館サヒメル」だ。

    三瓶自然観

     

     20数年ぶりの入館だ。入館料600円。その日の内なら何度でも再入館できるのは有難い。そう思う展示ブースの多さだし、内容だ。親子連れならもっと楽しめるはず。

     

     

     西の原から頓原に出て国道54号線を走って松江に帰る予定である。西の原ではお年寄りたちがグランドゴルフだろうか楽しそうだ。30年前、同じコースを自転車で走ったなって記憶が蘇ってきた。

     

     自転車ロードレーサーに付けたスピードメーターは走行距離175キロを刻んでいた。私も若かったものだ。

     

     

  • 奥出雲町から雲南市 2019年05月03日

     連休なか日、奥出雲町に出発。昨日まで寒かったのに今日はどうだ、私の計画を祝福するような快晴だ。なんて付いているんだろう。こんな日にドライブできるなんて。携帯の電池切れのトラブルを除けば、である。

    八重垣神社 

     まず、八重垣神社に行く。近道すれば松江市中心部から1時間ほどの道程だ。伊賀武神社の末社として存在する。位置は、奥出雲町唯一の「メガネのミキ」をご存知の方は多いと思うがそこのすぐ近くだ。鏡の池も存在するらしいが、今日は時間がないので探すのは後日とすることにした。

     

     道の駅「奥出雲おろちループ」に向かう。新緑がみずみずしい。山々が若い息吹でみなぎっているその風景の中を走っている私の心も洗われそうな、生きる力を与えられそうなそんな清々しい気もちになってくるのも大自然が持つ大きな力なのだろう。

     

     所々の民家にこいのぼりが泳いでいる。新緑を背景に農家の家族が総出で田植えを行っているその姿は微笑ましい。若いお父さんが田植機の助手席に小学生ぐらいの女の子を乗せて、ああ、親子っていいな、いい子が育つだろうなって思う。虐待がニュースとなっている昨今だから余計にそう感じてしまう、そんな親子愛が見えた瞬間だ。

    田植

     

     30分ほど早いのだが道の駅に着いた。駐車場は程よく混んでいる。数十台のバイクを並べたライダーたちは楽しそうだ。友達同士だろう若い集団もいる。熟年夫婦の姿も多い。みんなみんながそれぞれ楽しそうだ。私はというと、持って来た西村京太郎の推理小説で時間を待つ。

     

     前回ここ道の駅に来た時に撮影ポイントを定めておいた三井野大橋の上を歩いていく。高所恐怖症の私には足がすくむ思いがする高さの下にループ橋の所々が見える。待つこと15分、トロッコ列車は姿を現す。50枚ほどの連写のシャッター音は心地よい。

    トロッコ列車

     

     横田のコンビニでサンドイッチを仕入れてさて、どこに行こうか。とりあえず三成に行って、そうだ、吉田に抜けてみよう。つづら折れの山道を30分ほど走るがすれ違う車はなし。駐車スペースを見つけて昼食とする。

    鉄の歴史村

     

     間もなく吉田に着いた。ここはたたらの「鉄の歴史村」。菅谷高殿の中で女性の方の丁寧でダイナミックな説明はおもしろかったしよく理解できた。私の故郷「奥出雲町」の砂鉄が日本一の良質の物らしい。

     

     写真中央の桂の木、4月上旬から4週間で三色に変化するとか。来年、その頃何度か来てみようかな。

     

     今日の走行距離は220kmだった。 

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