今日も雨、便りを書こう

2024年03月26日

 今日も朝から雨が降っている。気温は春の柔らかさになってきた。天気が良いのは気持ちも晴れるが、私にとっては雨模様もまんざらではない。なぜなら、乾燥肌に少し、潤いができるからだ。気温が低くて、晴れた日に、エアコンの中にいる時ががいちばん苦痛なのである。

 

 先日、そんな私の元に同窓会の誘いの便りが来た。高校生時代の、当時の担任の先生の米寿の祝いだと記載されていた。コロナ禍の中、しばらく途絶えていた同窓会。何年振りなのだろう、懐かしい。先生の顔、友の顔が次から次と巡っていく。あいつにも会いたいな。

 

 でも、今回は行くのよそう。まだまだ私には楽しめそうにないから。幸せそうな人たちと、語らうのは苦痛。そんな気持ちが続いている。妻が逝ってしまってから、もう6年の月日が過ぎ去ったのに、楽しく笑う心を忘れてしまった。懐かしい顔が見れないのは寂しいけれど、今日は不参加の便りを出そう。

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